不妊治療は前向きにベストを尽くすことが大事


私が初めて不妊治療専門のクリニックに行ったのは30歳の頃でした。子供がほしいと思ってもなかなかできなかったので、念のために検査をと軽い気持ちで行ったのですが、結果は卵管閉塞や黄体ホルモンが少ないことなどにより自然妊娠はかなり難しいというものでした。始めのうちは、治療に対する不安ばかりで、病院や担当医の指示に従うのがやっとでしたが、次第に「早くよい結果を出すためにやれることはすべてやろう」という前向きな気持ちに変化していきました。
まずは、自分で不妊治療のことをきちんとよく調べ、治療内容に対しても夫ともよく相談して自分達の考えをまとめました。自分の状況では体外受精が一番の近道であると判断した私がすぐに治療をステップアップしたいことを伝えると担当医は快く了解してくれました。また治療と平行して漢方薬を試してみたいことも伝え、こちらも担当医が処方してくれたものを治療の間飲み続けていました。
さらに、体の血行不良やゆがみなどが不妊に影響してくることもあることから、運動やマッサージなども自分で工夫して行うようになりました。特にウォーキングに関しては1日2万歩以上という高い目標を掲げて、足りない分については家の中でウォーキングマシンなどを使って楽しみながら体を動かしていました。
そして、精神的にはできるだけリラックスしていることが望ましいと考え、アロマテラピーを実践したり、普段の生活の中でも治療の合間には旅行に行ったり、病院に行く時にも前後でショッピングや食事を楽しんだりとできるだけ気分転換をはかりながら過ごしていました。
その後、私は体外受精で無事に妊娠し、子供を授かることができました。今思えば、不妊治療に対して自分なりに積極的に取り組み、ベストを尽くせたことがよい結果を生んだのではないかと感じます。